こんにちは、だいです。
コロナ禍で在宅期間が多いこともあって株式投資を始めている人が増えているようです。楽天証券の資料によると、2020年の証券口座開設数が2019年度と比較して約2倍になっています。
そこで株式投資初心者が知りたいのは、
「どうすれば稼げるのか」
ですよね。
残念ながら、もし投資金額が少額なのであれば、
殆ど稼げないです。
何ィーー‼
少額というのはどれくらいなのかというと、人それぞれですが、私が思うに数十万~数百万は少額だと思っています。投資で稼げるようになるには、最低でも数千万~1億円程度が必要です。
じゃあ投資をやっても意味ないのか~
と思ってしまいますよね。
しかし、少額投資が稼げないとしても投資はやった方が良いと思います!私も現在投資をしていて、少額でしか運用していません。
ということで今回は、
少額投資はなぜ稼げない?
利益を%で考えると少額は不利になる
パーセントで考える?どういうこと?
良く投資で稼いでいる人が「本日の利益+○○円でした!」と言っているのを見かけます。しかし、それを見た初心者投資家が
投資ってコツが分かれば一日○○万円稼げるのか‼
と思ってしまいますが、これは大きな間違い。このように金額で損益を考えてしまっている時点で投機(ギャンブル)なのです。
投資というのは、銀行預金の金利と同じように「○○%」で考える必要があるのです。
ここで株式投資に関するいろいろな利回り(年間の収益)を見てみましょう。
この数字を見てみると、株式投資の現実的な利回りが分かります。
まず投資の神様ウォーレンバフェット氏の利回りは約20%です。これを超えるようであればそもそも投資になっていない(リスクが大きすぎる)というのが分かります。
そして日経平均の配当利回りが 1~2%ですが、これは配当を出していない企業も入っています。銘柄をしっかり選べばもっと高い利回りを期待できます。
つまり、現実的な利回りは3~10%程度であると考えることが出来ます。
そこで、「なぜ少額投資が稼げないのか?」という話に戻ります。
仮に3000万円を投資したとして、10%の利回りであれば300万円に利益ですよね。これだけで生活できそうです。
対して、100万円したとして、10%の利回りがあったとしても10万円の利益です。これだけで生活は無理ですよね。
このように”同じ労力だったとしても”、投資額によって得られる金額が全く違います。これが少額投資が稼げないと言われている理由の一つです。
労力に見合わない
先ほど「同じ労力でも得られるものが違う」という話をしましたが、投資というのは意外に労力がかかるものです。
本気で投資をするなら、何に投資をするかは簡単に決められません。めちゃくちゃ考える必要があるのです。なにせお金がかかっていますからね。
それをやっているにも関わらず、年間で数千~数万円の利益しか出ない可能性があり、さらには損をする可能性もあるわけです。
稼ぐことを考えれば、他のことをやっていた方が良いような気もしてきます。
しかし、私はそれでも投資を始めた方がいいと思っています。その理由を次で解説します。
それでも投資をおすすめする理由
経験することに意味がある
まず一つ目は、投資の経験はあった方がいいからです。
仮に将来お金がたくさん手に入って、投資をしようと思ったとします。その時に投資経験が無かったら何に投資するべきか、どうやって投資するべきかが分からないですよね。
もし失敗したら、せっかく手に入れた大金を失ってしまうかもしれません。
この投資経験というのは一朝一夕では身につけられません。ですので、出来るだけ早くから経験しておくべきだと考えています。
まずは少額から始めて、どんどん経験を積んでいきましょう!
実は学べることがたくさんある
投資の本質は「資本主義のビジネスそのもの」です。つまり、投資を制する者はビジネスを制すると言っても過言ではありません。
本気で投資をやっていれば、資本主義についての理解が深まりますし、サラリーマンの方は投資で得た知識が仕事にも活きてくると思います。
私はこのブログで「勉強のための投資」を推奨しています。詳しく知りたい方は「教養のための投資」という本を読んでみるのをおすすめします。私も書評としてこちらの記事で紹介しています。
まとめ
今回の内容は、「少額投資は稼げない」というテーマで解説しました。
投資は
「資産の多い方が有利」
「少額投資はコスパが悪い」
という特徴があります。しかし、それは「稼げるか」という視点だけで考えた場合です。投資をすれば貴重な経験が得られますし、そこから学ぶこともたくさんあります。
今まで投資をやったことが無い方は、ぜひ挑戦してみて下さい!
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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